ＳＰＩって何なの？
ＳＰＩとは、就職活動の選考方法のひとつです。
ＳＰＩって、一体何なのか？という疑問をもっている方も
多いのではないでしょうか。
その疑問を解消するために、ＳＰＩについて少しですが触れてみたいとおもいます。
性格適正や基礎能力の検査システムの代名詞ともなっているのがＳＰＩです。
ＳＰＩが、どんなものなのか何となくイメージできますか？
最近のインターネットの普及に伴なって、
採用がオープン化したことで、応募者数が以前に比べると激増しました。
雇用主にとっては、応募者全員と面接をして、
しっかりと人材を見極めた上で採用できるのならば、
これが一番理想的でしょう。
しかし応募者が激増した今となっては、応募者全員と面接することなんて、
物理的にも限りなく不可能なことでしょう。
しかし、より良い人材を見極めることは、
雇用主として会社の将来のためにも、やらなければいけないことです。
そういった物理的には不可能なことをカバーするためにも、
書類選考で筆記試験やエントリーシートを導入することで、
応募者数を絞っているのが、実情となっています。
まずは、この書類選考をクリアしないことには、
面接にまで到達することはできません。
これが学生さんの中では、
大きなハードルのひとつになっているというこもあるでしょうね。
ＳＰＩは、筆記試験の過半数を占めています。
そのＳＰＩとは、いったいどんなものなのでしょうか？
大きく分けると、つぎの３つの構成からなっています。
・言語能力(表現力や文章力、言語の理解力などをはかる)
・非言語能力(仕事上で必要な数量的処理能力をはかる)
・性格適性(職務に対する適応能力をはかる)
そして、これらを各会社の求める能力に合わせる形で選択し使用しているのです。
内容的には、中学校で学んだ学習の範囲内だと考えていいと思います。
ＳＰＩの合格ラインですが、全体の６割程度が正解できれば
不合格ということはないとおもいます。
ただ、時間の割に問題数が多いです。
計算問題は、おもった以上に時間がかかりますので、
計算問題が苦手だという方は、最初から捨てるのありかもしれません。
気分的に苦にならないように取り組むコツとしては、
余裕をもたすということです。
ぶっつけ本番で挑むと、時間が足りないなんてことがあるかもしれません。
それが心配な方は、事前に問題集を一冊購入し、
頭の体操だと割切って、軽い気持ちで目を通しておくといいと思います。
引っかけ問題や苦手分野の問題などを事前に整理しておくと、
本番も気楽に取り組むことができるのではないでしょうか。
ありがたいことに、ＳＰＩの問題集は色々な種類のものが、
書店などで市販されていますので、活用してみてください。
