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就職活動における面接形態について

面接を突破できないことには、就職活動で内定を得ることは不可能です。

ここ数年の就職活動では、1対1でおこなう個別面接とは、
違う面接形態がいくつかあるのをご存知ですか?

この面接形態について、これから就職活動を始める方の参考になるように、
面接形態について簡単に紹介していきたいとおもいます。

面接形態のひとつとして”集団面接”というものがあります。
この形態は、数人の就職活動中の面接者が、いっしょに面接を受けるというものです。

面接時の発言の順序によっても違いはありますが、
始めに論理的にバシッと決められてしまうと、
自分が話すことは”稚拙”なのではないのかと勝手に思い込んでしまい、
面接前から準備し予定していた話を、その場で変えてしまうことで
失敗する場合が多々あります。

このようなときは、人は人、自分は自分と割り切ってしまって、
自分の素顔を思いのままぶつけることが重要だと思います。

決して、出来のよいオーとおもうような話の内容で
合格、不合格が決まるわけではありません。

また、このような場合もあるとおもいます。

自分が用意しておいたエピソードとよく似た内容の話を
先にしゃべられたりすると、面食らってしまい焦るようなことです。

しかし、こんな場面に遭遇してしまっても、
けっして慌てることはありません。

人それぞれ、自分のエピソードを説明するだけだと、
同じような似通った話になるかもしれませんが、
その背景にある自分らしい想いを語るのであれば十分に
面接官にアピールすることもでき、他の人との差別化も可能です。

ですから、焦ったり、心配する必要はないです。


次の面接形態は、”クループディスカッション”と呼ばれているものです。

この形態は一般的には、学生何人かで与えられた課題について
討論させられる、予め答えも用意できない実践的ともいえるものです。

この”クループディスカッション”とき、話の主導権を握ってやろう、
目立ってやろうと狙って、普段とは違う自分とはかけ離れた、
必要以上にテンションを上げて発言する人が時々います。

このような行動は、見る人がみれば独りよがりにしか
映らないということもあります。

大切なことは”周囲の状況をきちんと判断した発言ができているか”ということです。

会社や社会でリーダー的存在になる人は、独りよがりに目立つ人ではありません。

自分が立たされている立場、また周囲の状況を冷静にみることができ、
またそれを冷静に判断できる人です。

面接官は、そういった人材であるかどうか、
そういった人材になりうる人物かどうかを、しっかりチェックしています。

その他にも、面接官はこんなことも見ています。

物事の取り組み方を判断できるだけの要素が、
発言の中にあるのかどうかを、しっかりと見ています。

そのような事をしっかりチェックしながら、
与えられたテーマに対し、結論づけていく方向へ
模索していく姿勢があるのかないのかの判断基準にしているようです。

このようなことは慣れないと、ついつい周囲に影響されてしまい、
失敗する場合があります。

面接に関する本を一冊買ってきて読んでみたり、
実際に面接会場にいると想定して、練習をしてみるのもいいでしょう。

 

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